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2011年10月7日金曜日

いきなり「桜島」を自転車で一周してみた。まとめ

夏の出来事になりますが、
8月中旬に桜島一周した時のことをまとめていたので、アップします。


鹿児島には有名な活火山「桜島」があるのをご存知でしょうか?

体が鈍っているので、運動したいと思っていたところでした。

前日の夜に、
「そうだ、桜島行こう」(自転車で)
と思い立ち、調べてみたところ、一周の距離が35.5Km。
これは行けそうだ。ということで桜島一周へ。。

翌朝、寝起きそのままの格好で飛び出してきたので、
Tシャツにジャージに寝ぐせ。

相手は活火山。
ちょっと不安です。

日焼け、熱中症、パンク対策のため、
必要な装備を買出しへ。

ユニクロでジャージ上(790円)を購入。
スポーツ用品店で帽子(1980円)と
パンク修理スプレー(980円)を購入。
コンビニでスポーツドリンク1リットル(105円)を購入。

ジャージよりも帽子が高くなりました。
まぁ、しょうがない。


次はいよいよフェリー乗り場まで移動。フェリーへ乗り込みます。

鹿児島市から桜島へ移動する「桜島フェリー」は24時間運行。自動車もそのまま乗り込めます。
自転車は自動車と一緒に乗り込みます。

移動時間は約15分。桜島に到着。


着いたのは11時前。
お昼ごはんには少し早いので、どこかに途中立ち寄って食べる計画に。
(この選択が後の不幸を招くことに。。。)


まず、迷ったのが右周りにするか?左周りにするか?
今回は左周りを選択。この辺は適当です。


雨がパラつく曇り空。
持参していたビニール袋でリュックを保護しつつ、いざ出発。
左に海を眺めながら穏やかな道を行きます。



しばらく行くと、不思議な建物を発見。

スクリュー?プロペラ?が飾られています。


何かを祀っている建物でしょうか?謎は謎のままです。


海を離れたルートへ突入。

アップダウンが続くゾーンです。

上り坂は自転車を降りて歩きます。


道路脇にこんな建物があります。
バス停ではありません。

実はこれ「避難壕」といって、桜島が噴火した際に噴石を
回避するために作られたものです。

ここから先、一定間隔でこの避難壕が設置されています。

アップダウンを進んでいくと、海が見えてきました。
遠くに島が見えます。


新島(しんじま)という島で、人も少しだけ住んでいるそうです。
Wikipedia

景気を眺めながらぼちぼち進んでいると、
「ゴゴゴー…」
という音が。

「雷か?」と思いきや、
桜島の火口の方で黒い煙が上がっているではないですかっ!
左から色が違う煙。
わかるかな?


どうやら、噴火したようです!!怖っ!

そして、いたるところにムリな警告が。。

噴石をよけろと…!?
おびえつつ、ルートを進みます。。



険しいアップダウン。昭和溶岩地帯と呼ばれる場所に到着。




松に見え隠れする黒い溶岩。

「ゴー…」という音が続く中、写真撮影も早々に
再び自転車を漕ぎ出します。


所々に枯れた河が、、

これは、噴火による土石流を誘導するために
作られた河なのだとか。

桜島さんが本気を出せば、ここを赤いマグマが通ったりするのだろうか。。(ゴクリ…)


しばらく進むと「埋没鳥居」という桜島の名所に到着。


中には地面に埋没した鳥居が。


もともと3mあった鳥居が、大正3年の大噴火で埋もれたそうです。
(噴火、超怖い。)


まだまだ道は続きます。


ルートのちょうど半分ほどの所で、桜島展望所とお土産やさんに遭遇。
ようやく昼飯にありつける。。

と思いきや、、
「お土産以外の食べ物はないよ」
とのこと!

しかも、ここからは食べ物やは皆無らしく、出発地付近まで戻らないと
飲食店は無いらしい…っ!

そんな私を哀れに思ったのか、店主のおじさんが、お土産の黒糖を食べさせてくれました。
ほんとにありがとう、おじさん。
お土産やからの眺め。

空腹を黒糖とスポーツドリンクでごまかしながら、後半戦です。

大隈半島との付け根に到着。
ガードレールは野生の溶岩。

そして、最近出来たらしい橋。

まるで絵に書いたような美しい風景。
山下清がいたら、貼り絵にするレベル。

こちらの海もきれい。

鹿児島湾(地元では錦江湾)とつながる海なのですが、場所が違うと違って見えます。


ここからは「溶岩道路」と呼ばれる、むき出しの溶岩石を横目に進みます。



しばらく行くと「有村溶岩展望所」という場所に到着。
怖いくらい火口が目の前ですが、雲もだいぶ晴れて、ここからみる桜島はまた格別でした。



ゴールまであともう少し。日照りも厳しくなってきました。頭に水をぶっかけてクールダウン。
日ごろの運動不足もあって、疲れも出てきました。ここからは気力が頼りです。


アップダウンをひいひい言いながら越えていると、「ドライブイン」を発見!!
やっと飯にありつけるか!?



なに!?マグマ?これは食べないわけにはいきません。
意気揚々と店内へ。



(…このときのショックは忘れもしません。。。)


意識も朦朧とゴールを目指します。
途中で出てきた防災センター。
SABOってなんだろ?


お?コンビニ!でも何か違うぞ?


桜島のローソンは周囲の景観に配慮して、溶岩色(茶色?)を看板に採用したそうです。


ここで、食料を。。
とも思いましたが、ゴールまで行くと「道の駅」があるんです!
そこまで我慢することにしました。

そして、ゴールまで3kmという地点「道の駅」に到着!


念願のご飯にありつきました。

時間帯の関係で、麺しかオーダー出来なかったのですが、おいしかったです。
そして、最後の直線を抜けて無事ゴール!やったー。

帰りのフェリーから桜島を眺めつつ、達成感を味わうのでした。
帰りは軍艦を見ることが出来ました。


所要時間は、休憩も含めて、約6時間半ほど。

アップダウンが厳しいところもありますが、のんびり自転車を押して進めばOKです。
道が細いところがあるので、自動車には注意は必要です。

皆さんも鹿児島に来た際は、思いつきで「桜島一周」してみてください!

5 件のコメント:

  1. 大変参考になりました。自分もチャレンジしようと思います。( ̄0 ̄;

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  2. これって左回りじゃなくて右回りではないでしょうか?

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  3. ぼくもこの前桜島一周、すごい雨の中やってきましたw
    すごく爽快で楽しかったです!!

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    1. 雨だったらきつかったでしょ!
      お疲れ様でした!

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  4. SABOは砂防ダム、の砂防(さぼう)のことです。
    桜島は道路も綺麗でサイクリングにはいいですよね
    是非またお越し下さい!

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