8月中旬に桜島一周した時のことをまとめていたので、アップします。
鹿児島には有名な活火山「桜島」があるのをご存知でしょうか?
体が鈍っているので、運動したいと思っていたところでした。
前日の夜に、
「そうだ、桜島行こう」(自転車で)
と思い立ち、調べてみたところ、一周の距離が35.5Km。
これは行けそうだ。ということで桜島一周へ。。
翌朝、寝起きそのままの格好で飛び出してきたので、
Tシャツにジャージに寝ぐせ。
相手は活火山。
ちょっと不安です。
日焼け、熱中症、パンク対策のため、
必要な装備を買出しへ。
ユニクロでジャージ上(790円)を購入。
スポーツ用品店で帽子(1980円)と
パンク修理スプレー(980円)を購入。
コンビニでスポーツドリンク1リットル(105円)を購入。
ジャージよりも帽子が高くなりました。
まぁ、しょうがない。
次はいよいよフェリー乗り場まで移動。フェリーへ乗り込みます。
鹿児島市から桜島へ移動する「桜島フェリー」は24時間運行。自動車もそのまま乗り込めます。
自転車は自動車と一緒に乗り込みます。
移動時間は約15分。桜島に到着。
着いたのは11時前。
お昼ごはんには少し早いので、どこかに途中立ち寄って食べる計画に。
(この選択が後の不幸を招くことに。。。)
まず、迷ったのが右周りにするか?左周りにするか?
今回は左周りを選択。この辺は適当です。
雨がパラつく曇り空。
持参していたビニール袋でリュックを保護しつつ、いざ出発。
左に海を眺めながら穏やかな道を行きます。
しばらく行くと、不思議な建物を発見。
スクリュー?プロペラ?が飾られています。
何かを祀っている建物でしょうか?謎は謎のままです。
海を離れたルートへ突入。
アップダウンが続くゾーンです。
上り坂は自転車を降りて歩きます。
道路脇にこんな建物があります。
バス停ではありません。
実はこれ「避難壕」といって、桜島が噴火した際に噴石を
回避するために作られたものです。
ここから先、一定間隔でこの避難壕が設置されています。
アップダウンを進んでいくと、海が見えてきました。
遠くに島が見えます。
新島(しんじま)という島で、人も少しだけ住んでいるそうです。
Wikipedia
景気を眺めながらぼちぼち進んでいると、
「ゴゴゴー…」
という音が。
「雷か?」と思いきや、
桜島の火口の方で黒い煙が上がっているではないですかっ!
左から色が違う煙。 わかるかな? |
どうやら、噴火したようです!!怖っ!
そして、いたるところにムリな警告が。。
噴石をよけろと…!?
おびえつつ、ルートを進みます。。
険しいアップダウン。昭和溶岩地帯と呼ばれる場所に到着。
松に見え隠れする黒い溶岩。
「ゴー…」という音が続く中、写真撮影も早々に
再び自転車を漕ぎ出します。
所々に枯れた河が、、
これは、噴火による土石流を誘導するために
作られた河なのだとか。
桜島さんが本気を出せば、ここを赤いマグマが通ったりするのだろうか。。(ゴクリ…)
しばらく進むと「埋没鳥居」という桜島の名所に到着。
中には地面に埋没した鳥居が。
もともと3mあった鳥居が、大正3年の大噴火で埋もれたそうです。
(噴火、超怖い。)
まだまだ道は続きます。
ルートのちょうど半分ほどの所で、桜島展望所とお土産やさんに遭遇。
ようやく昼飯にありつける。。
と思いきや、、
「お土産以外の食べ物はないよ」
とのこと!
しかも、ここからは食べ物やは皆無らしく、出発地付近まで戻らないと
飲食店は無いらしい…っ!
そんな私を哀れに思ったのか、店主のおじさんが、お土産の黒糖を食べさせてくれました。
ほんとにありがとう、おじさん。
お土産やからの眺め。 |
空腹を黒糖とスポーツドリンクでごまかしながら、後半戦です。
大隈半島との付け根に到着。
ガードレールは野生の溶岩。
そして、最近出来たらしい橋。
まるで絵に書いたような美しい風景。
山下清がいたら、貼り絵にするレベル。
こちらの海もきれい。
鹿児島湾(地元では錦江湾)とつながる海なのですが、場所が違うと違って見えます。
ここからは「溶岩道路」と呼ばれる、むき出しの溶岩石を横目に進みます。
しばらく行くと「有村溶岩展望所」という場所に到着。
怖いくらい火口が目の前ですが、雲もだいぶ晴れて、ここからみる桜島はまた格別でした。
ゴールまであともう少し。日照りも厳しくなってきました。頭に水をぶっかけてクールダウン。
日ごろの運動不足もあって、疲れも出てきました。ここからは気力が頼りです。
アップダウンをひいひい言いながら越えていると、「ドライブイン」を発見!!
やっと飯にありつけるか!?
なに!?マグマ?これは食べないわけにはいきません。
意気揚々と店内へ。
(…このときのショックは忘れもしません。。。)
意識も朦朧とゴールを目指します。
途中で出てきた防災センター。 SABOってなんだろ? |
お?コンビニ!でも何か違うぞ?
桜島のローソンは周囲の景観に配慮して、溶岩色(茶色?)を看板に採用したそうです。
ここで、食料を。。
とも思いましたが、ゴールまで行くと「道の駅」があるんです!
そこまで我慢することにしました。
そして、ゴールまで3kmという地点「道の駅」に到着!
念願のご飯にありつきました。
時間帯の関係で、麺しかオーダー出来なかったのですが、おいしかったです。
そして、最後の直線を抜けて無事ゴール!やったー。
帰りのフェリーから桜島を眺めつつ、達成感を味わうのでした。
帰りは軍艦を見ることが出来ました。 |
所要時間は、休憩も含めて、約6時間半ほど。
アップダウンが厳しいところもありますが、のんびり自転車を押して進めばOKです。
道が細いところがあるので、自動車には注意は必要です。
皆さんも鹿児島に来た際は、思いつきで「桜島一周」してみてください!
大変参考になりました。自分もチャレンジしようと思います。( ̄0 ̄;
返信削除これって左回りじゃなくて右回りではないでしょうか?
返信削除ぼくもこの前桜島一周、すごい雨の中やってきましたw
返信削除すごく爽快で楽しかったです!!
雨だったらきつかったでしょ!
削除お疲れ様でした!
SABOは砂防ダム、の砂防(さぼう)のことです。
返信削除桜島は道路も綺麗でサイクリングにはいいですよね
是非またお越し下さい!